高齢者・彦市のブログ

高齢者生活情報

老後の資金不足について

3年ほど前に「老後に備えて2,000万円の貯蓄が必要」と話題になりました。反発を受けて、曖昧になりましたが、当時の根拠を見直して、試算してみました。 生活費の算出は、老夫婦の標準額として、月当たり263,718円としていました。 そして、年金だけの生活者…

健康寿命の話

最近になって「健康寿命」の単語がよく目につきますね。皆さんはご存知でしょうか? 日本人は、検査好き、かつ、薬好きであり、 国民皆保険制度と高額療養費制度などで、治療費の負担は少なくて済みます。一方で、高度な治療法も保険制度の適用対象となって…

ゲストハウスとシェアハウス

日本社会でも貧富の差が拡大して、人生後半の生活資金が欠乏する人が増加する傾向にあります。そして、社会保障への国家財政投入額も限界に近いと推察されます。国防費が増大すると、現在の「無償サービスの諸政策」に「受益者負担の考え方」が導入されるの…

死の5段階

従前の社会では、「死」に関する言動を忌み嫌い、人間が死ぬ時の心理状態は話題にしないようにしてきました。現在では、多くの人が医療施設で死を迎えますので、子供は親族の死に際に立ち会うことも少ないでしょう。 「癌の告知」も、最近になって常識化しま…

人生最期の迎え方

平均寿命を超えた私は、お釣りの人生です。そこで、「人生最期の迎え方」について大いに関心があります。 選択肢を調べて、早めに意思決定しなければなりません。基本は、「老人ホーム」に入居して、「高度医療」を受けずに「自然治癒力」に任せたいです。長…

親族との関係

私たちは、助け合って生きています。高齢になると助けられる要素が増して「親族との関係」を良好に保つことが困難になりがちです。私には子供がいないので、妻との関係が中心です。友人や知人との関係は疎遠になりつつあります。 80歳を超えると、活動力が…

任意後見契約

高齢者の不安要素「認知症」に対する対策を検討しました。 最近になって「認知症」の発症や進行を遅らす薬が開発されましたが、年間の薬剤費が500万円という高額のようです。現在では、治療薬はありません。 私は、「認知症」になる確率が40%の年代に達…

余生の生活費計画

私は、高齢者の立場で不安要素を洗い出して、その解決策を検討しています。私の潜在不安要素は「病気」「認知症」「財産の目減り」「親族との関係」です。 現在は「契約社会」であり、昔の村社会での「互助精神」は期待できません。「人生100年時代」と言…

ウォーキングポールのこと

「ウォーキングポール」とは、2本の杖を使って歩く歩行法で使うポールです。 一般的には、「ノルディックスキー」で使うポールを連想しますが、日本では、2種類のポールが普及しています。それは、「ノルディック歩行用」と「ポールウォーキング用」です。 …

人生末期の居住場所に関する選択

我が国は、既に世界一の高齢化国家であり、少子化も進んでいます。この結果、「介護保険の財源」が緊迫した状態です。収支バランスを図るため、今後は、サービスの低下が予想されます。 人生末期には、病院で過ごすか、要介護状態や認知症で他人の世話になる…

老夫婦の生活スタイル再設計

筆者は83歳で病気持ちです。余命を5年として、今後の「生活スタイル」について3つの選択肢を検討しました。子供の無い老夫婦ですが、見かけは健康で自力で生活をしています。住環境は、都会の住宅地で、35坪の2階建て古民家で、バリアフリー化してありま…

日本人社会での孤立・孤独化現象

「週刊東洋経済」の11月26日号に、「1億総孤独社会」と題する特集記事があります。 ● 「単身世帯」の比率が40%に達している。これは、40年前の2倍である。● 働き盛りの世代で「相談相手のいない人」が10%近く存在する。● 「誰にも相談しない若者」が…