高齢者・彦市のブログ

老夫婦の生活スタイル再設計

筆者は83歳で病気持ちです。
余命を5年として、今後の「生活スタイル」について3つの選択肢を検討しました。
子供の無い老夫婦ですが、見かけは健康で自力で生活をしています。
住環境は、都会の住宅地で、35坪の2階建て古民家で、バリアフリー化してあります。

60坪の敷地で、南向きの居間から庭木を楽しめます。
標準的な庶民であると自己評価しています。

A.住宅を売却して、老人ホームで生活する。
B.リースバック方式で、現状の生活を続ける。
C.リバースモーゲージ方式で、現状の生活を続ける。

結果は、どの方式でも、5年後の残金は、ほぼ同額となりました。
もしも、私たちが健在で余命が10年としますと、現状の生活を30%切り詰めて、健康維持の節約生活となります。

プライバシー保護の関係で、具体的な金額は記載できませんが、検討したポイントは下記の如くです。

Aの場合
*1 時限立法の特例で、自宅売却の所得税が免除される。
*2 ホーム入居で家財を処分するので、生活スタイルに制約事項が発生する。
*3 自活に比べて、体力消耗が少なく、精神的負担も軽減する。

Bの場合
*1 時限立法の特例で、自宅売却の所得税が免除される。
*2 借家住まいとなり、年間家賃が売却価格の8%と想定される。
*3 現状通り、QOLを重視した生活を続けられる。

Cの場合
*1 自宅売却の所得税が売却価格の20%と想定される。
*2 自宅の評価額の低下および変動金利が上昇すると想定される。
*3 現状通り、QOLを重視した生活を続けられる。

これは、筆者の個人的な条件で試算した結果であり、一般には適用できません。
今後の日本社会の変化をどの様に読み解くかで選択肢が変わります。
いずれにしても、「人生100年時代」に踊らされて、社会に対して「おんぶに抱っこ」を期待しても、「理想的な福祉社会」は実現しないでしょう。
今後の老人は、自己責任で生活スタイルを選択しなければなりません。

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