高齢者・彦市のブログ

河川のメンテナンス作業

草木が落葉して、降雨量の少ない季節は、河川のメンテナンス作業が盛んです。

私の住む街には、1級河川の「天白川」と2級河川の「扇川」があります。
嘗ての東海豪雨では、扇川の水嵩が堤防を越えて、旧宿場町が床下浸水となりました。
ここは、河口から5km程の上流地点で、海抜5m程度の地帯です。

嘗ては、上流には、山林や田園地帯が広がっていましたが、名古屋市に併合されてからは、順次宅地化されてしまいました。
この為に、激しい雨が降ると、間を置かず鉄砲水状態で、河川の水位が上昇します。

この対策として、堤防のかさ上げ、橋桁の持ち上げ、河床の改造、のり面の補強などが実施されました。
更には、区内の小中学校の運動場に地下水槽を建設して、一時的な雨水槽としています。
排水ポンプ場強化と停電対策もされています。

 

ところが、年月が経過すると、河床に雑草や雑木が自生し、のり面には雑草が生い茂って、有効流水断面積が減少しました。

そこで、この季節に、雑草の刈り取り、河床の雑木伐採、河床の堆積砂の掻き出しなどの作業が行われています。

以下は、私の散歩中のスナップショットです。

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