約100年前の話ですが、ヨーロッパ諸国との直通無線回線が確立して、「名古屋電信所」が担当していました。
「欧文モールス符号」を使って、「依佐美送信所」と「海蔵受信所」を専用回線で結んで、自動送信と自動受信を実現していました。
「テレックス方式」による世界最先端技術であって、「鑽孔テープ装置」や「カーボン式自動記録機」などが使われました。
それまでの国際電報は、海底ケーブルや有線接続回線を複数利用して送受信されていました。
長時間を要した上に、通過国に情報が漏れる状態でした。
これが、無線による直接通信になったのですから、官公庁や商社には、画期的な進展でした。
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