最近では、見かけなくなりましたが、昭和初期の「電力配電盤」には天然の大理石パネルに電流計や開閉器、表示灯などがはめ込まれていました。
強度があって、電気的特性が優れていたからです。
時代が変わり、ベークライト板に代わり、現在では、焼付塗装の鉄板となりました。
「依佐美送信所」の運転操作盤は「天然の大理石」です。
回転機械は2セット据え付けられていましたので、左右対称に、各5面で構成されていました。
全体では、高さが2.5m、全幅で12mとなり、厚さ30mmの大理石に計器類と表示灯、抵抗器の操作ハンドルが取り付けられています。
下図は、昔懐かしい立派な運転操作盤です。
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