「介護付き老人ホーム」の夫婦部屋の空きがあったので、飛びついて積極的に入居手配をしてきましたが、熟慮の末に取り止めました。
参考までに、経過と見解を記します。
「介護付き老人ホーム」は「特別養護老人ホーム」と同等のサービスをする民間の有料施設です。
従って、要介護者のケアを主目的にして、看取りまで施設の職員が対処します。
殆どが一人部屋であり、夫婦部屋のある施設は僅かです。
私たち夫婦の余命が短いと想定して、今回の空き部屋を申し込んだのですが、自立生活ができる現状では、窮屈で退屈な毎日となり、月額60万円程の出費となります。
従って、現状のままであと2~3年を過ごす方が善かろうとの結論になったのです。
「特別養護老人ホーム」は、老人のセーフティーネットとして位置付けられていますので、私の場合は対象外です。
最近の傾向は、「サービス付き高齢者向け住宅」と「ナーシングホーム」が急速に増加しています。
これらの施設形態には規制が緩いので、管理者の高収益確保が期待できるからでしょう。
利用者側としては、尊厳ある生活を維持して最期を迎えられる施設は、数少なくて経済的に高負担であることを認識すべきでしょう。
現状での私の選択肢は、当面は自宅で過ごして、最期は「ナーシングホーム」に入居しようかと思っています。
「ナーシングホーム」が自宅の近く数百メートルの場所に新設されています。
幅英雄氏の作品を借用
上記「グループバナー」のクリックをお願いします。
より多くの人に私の記事が伝わり、励みになります。