ハイシニアからの発信

リタイヤ後のパソコン生活で高齢者の仲間を求めています。

しあわせの思い出-4 電気主任技術者試験の話

私が社会人となり、初めての職場が「酸素製造工場」でした。

新設工場であり「液体酸素の製造プラント」がメインで、50名程の社員でした。

当時は、職員と工員と分けた職工制度があって、工員は現地採用、職員は本社採用でした。

技術職員が10名程で、新入職員は、私を含めて5名でした、

 

「液体酸素の製造プラント」は、大量の高圧空気を低温まで冷却します。
従って、大量の電力を消費しますから、「法定電気主任者」が常駐されていました。
しかし、夜間は不在ですから、技術職員で故障時の対処を迫られます。

工場が玄界灘の海岸線沿いにあったので、塩害で返電所の受電碍子が破損して停電になったことがありました。
その後は、定期的に、返電所の碍子掃除をしました。
そこで、私は、電気知識の必要性を感じて、電鍵3種にチャレンジすることにしたのです。

電鍵3種とは、「第3種電気主任技術者試験」のことです。
高校電気科卒業程度の学力レベルの国家資格で、高圧電気の変電所を有する電力使用事業所の「法定電気主任者」として、電気使用時の保安管理をします。

私は、工業高校の機械科でしたから、この試験は難関でした。

独学5年目に、やっと合格しました。

この資格は、後の「沖縄出張時に役立ちました。
更に、50歳になって「中部電気保安協会」に就職する時にも役立ちました。

私の習作です

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