高齢者・彦市のブログ

しあわせの思い出-10 妻の心臓手術

昨年の6月3日に、妻が「大動脈弁の取替手術」をしました。
人工弁と交換して、手術が成功しました。
これには、長い間の苦痛と手術に至るまでの調査検討が行われました。

生死をかけた大手術で、胸骨を切断して直接心臓を開き、人工心臓で血流をバイパスしました。
そして、5時間も心臓を停止して、7時間に及ぶ手術でした。

以前から心臓機能に欠陥があったのですが、内科的治療で数年間を対処してきました。
そして、今回の手術までに、手術手法の検討が半年間ほど行われました。

一般には、年齢が80歳を超えた高齢者にはTAB法(カテーテルを挿入して弁を追加設置する応急的手法)で対処されますが、妻の場合は、血管が細くて弁自体も小さいのでした。

生還できて、元気になったことで、お世話になった方々に対して感謝に堪えません。
我が国の皆保険制度と心臓外科の技術レベル向上と大病院のチームワークなどで実現しました。

 

[おわりに]

私が、思い通りの生き方が出来たのは、妻の多大な協力と努力のお陰です。
新婚時代には、内職をして、私の「日本電子工学院」の夜間就学を許しました。
その後は、独学で保母試験に合格して、「東京都の保育園職員」になりました。
私が脱サラを決意する際には、同意して、東京都職員の座を捨てて協力しました。
名古屋では、私の会社で「経理事務」を担当しました。
そして、会社整理に際して、売掛金の完全回収を果たしました。
その後は、「私の両親の介護」で、大変な負担に耐えてきました。
心では「素晴らしい妻」と評価しているのですが、日常生活では、お互いに「善きけんか相手」です。

私の習作です。

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