高齢者・彦市のブログ

電気の安全知識-4 電気火災の話

電気火災」とは。漏電や抵抗過熱によって、通電部に接触している可燃物が発火することです。

または、放電時のスパークによって、可燃性ガスに引火して火災となることです。


配線の工事不良や絶縁体劣化によって、建物への漏電が発生します。

漏電経路に可燃物があると、抵抗発熱が繰り返されて炭化したり、高温となって発火します。

また、電化製品の間違った使用方法で、過負荷となって過大な電流が流れると発熱します。

ヒーターを内蔵した器具では、放熱が悪いと、長時間の使用で筐体(ケース)が発熱します。

また、家庭用のコンセント回路は、最大電流が15Aに制限されてはいますが、常時10アンペア以上の電流で使用すると、コンセント部が発熱して変色します。

この様な変色したコンセントは、内部が炭化して発火する危険があります。(トラッキング火災)

従って、変色したコンセントの取替やプラグのコード接続部の検査確認が必要です。


ガソリン等の可燃性液体やLPガスなどの可燃性ガスが存在する場所では、電気器具や配線のスパークで引火爆発する危険があります。
この様な場所では、電気器具の使用は禁止です。
必要な場合には、防爆仕様の電気器具を手配しましょう。

可燃性ガスが漏れておらず、安全と判断できれば、応急的には、LEDの懐中電灯を使用してください。

 

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