高齢者・彦市のブログ

電気の安全知識-7 コードリールとたこ足配線の話

電気器具を移動して使う場合や一時的に電気を使いたい場合には、コードリールや延長コードを使います。
その場合の安全な使い方の話です。

コードリール

 屋外で使う場合で、雨天や庭の散水など、ソケットに水が入る恐れがある用途では「防水仕様」のコードリールを選択します。
    (応急的には、ビニール袋で覆ってください)

 コード全部を引き出した状態で、15Aまで利用できます。
    (リールに巻いたままでは発熱するので、電流は10A以下で利用します)

 コードが損傷したり、ソケット部が破損した物は危険ですので、使用しないでください。
    (キャブタイヤコードにひび割れが生じた物は、劣化寿命です)

 

たこ足配線

 1個のコンセントから複数のコードを使う場合は、テーブルタップを使います。
    (たこ足配線用の分配器では、接触抵抗が集中するので発熱します)

 1個のコンセントからは15Aまで利用できますが、分電盤の1回路は20Aまでしか利用できません。
    (1ケ所に複数のコンセントがある場合には15Aまでは使えないでしょう)

 長い延長コードで、余り部分を束ねた状態で使用すると発熱します。
    (出来るだけ短いコードの使用をお勧めします)

 接触不良や断線が懸念されるコードは、電気器具に悪影響を及ぼします。
    (修理しないで、買い替えましょう)

 

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