電気器具を移動して使う場合や一時的に電気を使いたい場合には、コードリールや延長コードを使います。
その場合の安全な使い方の話です。
1。コードリール
* 屋外で使う場合で、雨天や庭の散水など、ソケットに水が入る恐れがある用途では「防水仕様」のコードリールを選択します。
(応急的には、ビニール袋で覆ってください)
* コード全部を引き出した状態で、15Aまで利用できます。
(リールに巻いたままでは発熱するので、電流は10A以下で利用します)
* コードが損傷したり、ソケット部が破損した物は危険ですので、使用しないでください。
(キャブタイヤコードにひび割れが生じた物は、劣化寿命です)
2。たこ足配線
* 1個のコンセントから複数のコードを使う場合は、テーブルタップを使います。
(たこ足配線用の分配器では、接触抵抗が集中するので発熱します)
* 1個のコンセントからは15Aまで利用できますが、分電盤の1回路は20Aまでしか利用できません。
(1ケ所に複数のコンセントがある場合には15Aまでは使えないでしょう)
* 長い延長コードで、余り部分を束ねた状態で使用すると発熱します。
(出来るだけ短いコードの使用をお勧めします)
* 接触不良や断線が懸念されるコードは、電気器具に悪影響を及ぼします。
(修理しないで、買い替えましょう)
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