世間では、「水素ガス」は「爆発火災事故」を起こし易いガスとして認識されています。
装置などから漏洩した水素ガスが空気と混合して、着火源があると、爆発します。
空気中の水素濃度が4%以上になると危険ですが、水素ガスは空気の1/15の重さです。
従って、解放された場所や屋外であれば、軽い水素は大気中を上昇して発散します。
LPガスの如く、床面に展張して空気と混合することはありません。
この点では、メタンガス(都市ガス)やLPガスやガソリンよりも安全度が高いです。
また、水素ガスの漏洩検知は容易ですから、漏洩初期段階で警報を出すことができます。
「圧縮水素」と「液体水素」は「高圧ガス取締法」の対象ガスです。
製造から輸送・消費まで、全般的に、設備面と取扱い面で基準化されています。
「水素ガスステーション」には、「可燃性ガス販売主任者免状」を有する専門技術者(保安管理者)が常駐しています。