高齢者・彦市のブログ

SDGsの話ー2 SDGsの概要

SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されています。

地球は、世界中の人類共通の生活環境です。
従って、「誰ひとり取り残さない」ために、ユニセフ [ unicef ]が主体となって、教育・宣伝活動を展開しています。
50年先の目標達成を目指して、子供世代から教育することが重要なのです。

経済面」「社会面」「地球環境面」の3つの視点から、「17項目の目標」が定められています。
理想的な開発目標ばかりですから、誰も反対できませんが、実行となると、国情の違いから矛盾点が指摘されています。
実行には、国連機関を頂点として、国家、民間機関(会社など)、市民組織、などが率先して実行し始めています。
そして、世界中で、国情に応じて、「個人生活面での意識改革」をしなければ実現しないのです。

[ 我々の世界を変革する持続可能な開発目標 ]は、下記の17項目です。

 

1. あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。


2. 飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。


3. あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。


4. すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。


5. ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。


6. すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。


7. すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。


8. 包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。


9. 強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。


10. 各国内及び各国間の不平等を是正する。


11. 包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。


12. 持続可能な生産消費形態を確保する。


13. 気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。


14. 持続可能な開発のために海洋・海洋資源保全し、持続可能な形で利用する。


15. 陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。


16. 持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。


17. 持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。