「コミュファ光ネット」の広告では・・・「新規加入の工事費27,500円が無料」、他社からの乗り換えでは「違約金の全額還元」とうたっています。
ところが、解約条件がとても厳しいのです。
私は、コミュファのインターネットデータセンターが開設された当時からの長期ユーザーでした。
初期工事費を3万円近く支払いましたし、今日までの22年間に100万円を超える利用料金を支払いました。
今回、私は7月18日に老人ホームに転居しました。
そこで、7月31日に「マイページ」から回線の解約手続きをしました。
そして、8月1日にIP電話回線が不通になっていることを確認して、電話機を撤去しました。
これで解約手続きが完了したものと思い込んでいました。
ところが、8月8日になって、8月6日の発信日付で下記の要旨の手紙が届きました。
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ご連絡のお願い ~「コミュファ光」ご解約手続きについて~
この度、お客様より「コミュファ光」サービスのご解約を承りましたが、ご解約の手続きにあたり、ご案内およびご確認したい事項があり、何度かお電話を差し上げましたところ、あいにくご連絡がつきませんでした。
このため、現在も「コミュファ光」サービスは継続中であり、ご解約の手続きが完了するまで、ご利用料金をご請求させていただくこととなります。
つきましては、大変お手数ではございますが、下記の弊社コンタクトセンターまでご連絡をいただきますようお願い申し上げます。
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私のスマホには、8月2日の正午ごろに続けて2回と3日の16時ごろに続けて2回のコールセンターからの通話記録があります。
私は、2日の15時ごろにコールセンターに電話したのですが、「誰がどのような用件で電話をされたのか」かが分からないので、コンピューター応答に対応できませんでした。
8月9日になって、上記の手紙の要旨に従って、パソコンのチャット形式でコンタクトセンターと接続して、正式な解約手続きを開始しました。
17時からつながって18時30分に終了しました。
そして、下記の解約条件に承諾させられました。
1.8月9日の解約手続きが完了しても、2週間後の23日まで契約が継続されるので、当日までの利用料が発生する。
2.解約手数料として税込11,000円が発生する。
3.回線閉鎖工事費(実際は遠隔操作)として税込11,000円が発生する。
これは予想外でした。
コールセンターにはなかなかつながらず、しかも、解約担当者につながったのは15分経過後でした。
最初に、解約理由と本人確認が行われました。
契約者と2親等以内の者でないと解約手続きができないそうです。
私は84歳の高齢であり、子供がないので、パソコン知識のない妻では解約できません。
もしも私が死んだら、永遠に契約が継続することになります。
チャットでは、次々に費用発生の話が出てきて、承諾しないと次のステップに進まないのです。
IP電話として併設していた固定電話は「廃番」として承諾しました。
実に面倒な手続きでした。
最近の業者間の過当競争のとばっちりを受けたものと理解して、今は納得しています。
しかし、実に不愉快な出来事でした。
高齢者の皆さん方にご参考になればとの思いで掲載します。
[ 追伸 ]
解約日前日の8月22日に、光ケーブルの切断と貸与品の転送指示書が届きました。
送られてきた切断機で光ケーブルを切断し、ルーターとIT電話端末機器などを梱包して、着払いで回収センターへ送りました。
(8月23日)