私が入居した老人ホームには非公開のWi-Fiサービスが提供されています。
ところが、私の居室では電波が微弱で実用になりません。
そこで、簡易型の中継器(BUFFALO XEX-300HPTX/N)を居室入口のコンセントに差し込み、専用電波で利用しています。
この施設のルーターは約8年前のもので、2.4GHz帯のWi-Fi 4です。
親機には、WPSやAOSSボタンがないので、中継器の初期設定は、ルーター親機からの電波が届く位置で、中継器自体の内蔵プログラムを使って、パソコンで行いました。
この設定は成功したのですが、私の部屋では、設備の中継器からの電波が弱くて、リンクが不安定です。
居室入口のコンセント位置では正常に動作します。
ところが、翌日になると動作不能になり、電源を落としてリセットしなければなりません。
これは、設備自体の中継器からの電波が同じ周波数だからのようです。
そこで、別周波数にして、私の居室専用のWi-Fi電波としました。
更なる改善として、有線LAN方式としました。
設定しているDNSに問題があり、有線LANのインターネット速度が低下していました。
そこで、「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」を選択して「プロパティ」をクリックして、「次のDNSサーバーのアドレスを使用する」を選択して、DNSサーバーのアドレスを「手動」設定しました。
中継器には、有線LANの接続口が1つあるので、途中に2出力切替器を挿入して、Win-11パソコン(A)と4Kテレビ(B)をスイッチで切り替えて使います。
この方式では、Wi-Fi(無線LAN)の2倍程度の通信速度が確保できます。
[ 追伸 ]
初心者に誤解を招く恐れがあるので、状況説明を追加します。(2023.8.15)
私の居室には、「イントラネット回線」(組織内でのプライベートネットワーク)が無償提供されています。
外部接続回線が少ないので、インターネット通信速度が遅いです。
そこで、施設の使っているDNSサーバーに代えて「参照用DNSサーバー」(ゾーン情報を持たず、名前解決だけを行うDNSサーバーです)を「手動設定」で利用しています。
上記のサーバーアドレスは「Open DNS社」のものですが、無料提供されていて、しかも、かなりの高速です。
非暗号化通信ですが、リンク速度(送受信)は100/100Mbpsです。
パソコンはWindows-11ですから、VPNプロバイダーはWindows(ビルトイン)であり、VAN接続をON(自動)としています。
記事内で「翌日になると動作不能になり、電源を落としてリセットしなければなりません」というのは、長時間ログインしたままで放置すると、メインサーバーで外部接続を遮断するものと推察します。